今日は気分転換に私の過去のお話を。
これから話すお話しはノンフィクションでございます。
そして時効だと思うので…。
時代はバブル時代…。麻雀もまた史上最高レートの時代を迎えようとしていた。
と言いたい所だがまだ生まれてないw
ええと今からちょうど十年前ぐらいかな。
当時某私大の学生であった私は、当時お付き合いしていた看護婦と西新宿で3年程同棲していた。
昼はパチスロ、夜は歌舞伎町でバイトという生活で、大学生活を満喫していたw
私がバイトしていた所は、某居酒屋でホストやキャバ嬢と言った方がよくこられたんだよね。
その日は厨房ではなくホールスタッフとしてお客に注文を取りに行っていた。
『江崎ちゃんだよね?』
そこには一人のイケメンのホストが…。
江崎ですが、どちら様?
小中でバッテリーを組んでいたAだよ!
忘れた?
忘れるはずもない、ただ余りの変わりように記憶と結び付かなかっただけである。
それからまたAと仲良くなるのに時間はかからなかった。
A君がホストになった理由は、親父がギャンブルで飛んだからみたいだ。
あの優しそうな親父がねえ…。
ちなみにA君は、ハーフ顔で某ホストクラブのNO2との事。
そして運命の日。
俺は、あのギネス記録でもあるパチスロ『北斗の拳』の設定6を打っていた。
19時頃まで全然連チャンが伸びない台だったが突如引いた北斗図柄が28連ぐらいしてたと思う。
一本の電話が。
A君だ。
外に出て見ると、
『麻雀打ちに行かない?』
と言うのだ。
スロット打ってるから22時頃からならOKと返事をした。
当時の私の麻雀のレベルは、あの○○○○東北氏のHPで麻雀を覚えて無料ネット麻雀『東風荘』でRが2000ぐらいだったと思う。
セットは数回あったもののフリーは未経験。
そしてアルタ前で待ち合わせ
ここで知り合いがやっているマンション麻雀だと初めて聞く。
レートを聞くと、二人で一晩打つなら1本必要かな。
と軽く返事をされた事を今でもはっきり覚えている。
お金は払わなくて良いと言われて安堵したのも覚えている(笑)
どうやら付き合いの場らしい。
場所は歌舞伎町から程近い新○久保だった。
当然の一見さんお断りの場らしい。
某マンションの最上階。
卓数は2卓だったかな。
マスターがお出迎え、ごく普通の人だった。
30分ぐらいまっただろうか。
面子はお水系の女性、後はホスト数名、強面の40代ぐらいが数人だったと思う。
A君とは別々の卓にて勝負開始。
私の卓は、お水の女性、強面の40代、ホスト、私。
リアル麻雀を打ち慣れていないのとレートのせいか私の所で時々時間がかかってしまう。
ってか手が震えていたと思うw
東風戦の親で打牌選択、長考で
『すいません、考えさせて下さい』
と丁寧に言うと、強面のオジサン。
『いいよ、いいよ、朝まで待っちゃうよ~』
と笑いながら言われたものの、その両手を見ると小指がないw
本職の方だろうか。
ハハハ、笑えない…。
迷惑をかけない様にひたすら振り込まない様に打つしかなかった。
一方、A君はと言うとお酒を飲みながら悠々と打っていましたね。
インコースを要求してもアウトコースに絶対来るぐらい弱気なA君だったけど、麻雀は強気なのね。
結果はと言うと、運も良かったのか私は万枚分ぐらい勝つことが出来た。
勝ち額はそのままくれてホクホクで帰れたのを覚えています。
同棲している家に朝方タクシーで買えると妙に安心しましたね。
そんなA君、大学卒業後就職した私とは疎遠になってしまった。
年末に同総会が開催されるのでたぶん会うだろう。
同総会と言うトリガーがなければ、思いださなかった過去。
今はマンション麻雀並のレートが動かせるDORA麻雀。
『アカギツネ』なんて卓も導入されてるしね。
あの小指がない方も打っているのだろうかw
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